好きなアニメが表紙にならないなら、自分で作ればいいじゃない
……と、久米田康治先生も『さよなら絶望先生』の単行本内で、「アヌメージョ」を作っておりました。
そんな、「雑誌の表紙を飾りにくいアニメ」愛好者の夢が、今まさに!




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誰か、これの日本版作ってー。an・anとかジャンプとかアニメージュとかー。
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第27回 グラビアに徹する少女美学『いちご100%』
『きまぐれオレンジ☆ロード』『電影少女』をレビューしたのが遥か昔のことのよう……実際かなり前ですが。はい、久々のジャンプレビューです。個人的ジャンプ3大ラブコメの最後は、『いちご100%』です!
この作品についてはアタシが語るまでもなく、マンガがあればいーのだ。さんがありゃ十分なんですけど。
『いちご100%』は、2002年から2005年までジャンプで連載されていた、河下水希先生の学園ラブコメです。『きまぐれ』が全18巻、『電影少女』が全15巻(あい編13巻)に比べ、『いちご100%』は全19巻。ジャンプ最長のラブコメ漫画でした。この数字からも人気のほどが窺えますね。
ラブコメに欠かせないい要素のひとつにSF要素がありまして、それは「超能力一家」として『きまぐれ』に、「ビデオから出てきた少女」として『電影少女』にも確固として存在していました。フシギ能力で巻き起こるエッチなハプニング、隠して過ごさなければならないドキドキ感。どちらも恋愛描写を何倍にも美味しくする、ステキエッセンスですね☆
これを足さない手はありません。『いちご100%』にも、しっかりSF要素はありました。え、記憶にない? 「パンツが見えまくる」という強制シチュエーションは、まごうことなくSFですよ! ハレンチきまわりないハプニング、隠さなきゃいけない乙女の秘密。パンチラは乙女の最大の武器、能力ですから!

『いちご100%』がジャンプにもたらしたものは、なんでしょう。
主人公・真中淳平に想いを寄せる、東城綾と西野つかさ。黒髪ロングvs茶髪ショートという構図も、先の2大ラブコメと同じですね。違うのは、みなさんもご存知の最終回。大ドンデン結末です。
これまで、主人公が最終的に選んだのは鮎川遥、天野あいの第一ヒロインでした。ライバルヒロインも奮闘し、多くの読者を魅了しましたが、やはり第一夫人には勝てなかった……。帰るべきところに男は帰り着くという、避けられない命題ですな。
2度あることは3度ある。今回もその先達にならい、東城綾を選ぶはず……思いきや、まさかのまさか! これには全読者がうなりましたね。『究極!!変態仮面』でも、あったけど!
この結末を読めなかったのは、それまでの『いちご100%』に驚きの展開・特異な個性がなかったからです。
描かれていたのは、どこかで見たシチュエーションの連続ばかり。数々のラブコメ面白エピソード、ギャルゲーのサービスCG。それらを上手く編集し、絶え間なくつなげることで『いちご100%』は成り立っていました。ヒロインがメイド姿になったりサンタ衣装を着たりと、これまで表紙程度でしか描かれなかったコスプレを作品内で拝めたのも、サービスショット重視な作品だったからこそ。
故に「いちごは内容がない」と非難する声も多々ありました。
真中淳平に対する憎悪と殺意も山のように! ヒロインの間を行ったり来たりが、ラブコメ主人公のお約束とはいえ、真中淳平はあまりにも少年漫画誌としての魅力がなさすぎでした。ハプニング・状況によってコロコロ変わる男心。青春恋愛劇というよりは、シチュエーションラブコメディですな。それが、熱烈ないちごファンと一般読者との所感の差を、大きくしていたように思います。
アタシが好きだったのは、河下水希の徹底した少女美学です。たしかに真中は最低最悪だが、可愛い女の子を眺められるなら、どーでもええ。
『いちご100%』を彩る少女達は、みんな可愛く、特にやわらかな肉体ラインには目を奪われるばかりでした。漫画的な、カリカチュアされた美しさではなく、リアルな美。グラビアそのものの眩しさと構図を毎度保っていましたからね。
桂正和も、2次元の女性より現実の女性の美に惚れ、再現せんとリアルな線を研究していました。河下水希の描く少女にも、似たような哲学を感じるのです。
中でも制服姿が見事すぎて……。表紙でも別デザインの制服が描かれたりと、河下先生はかなりの学制服フェチなはず! つかさが別の高校を選んだのは、セーラーとブレザーの両方が描きたかったからだ! と、勝手に思ってたり。

最終回、真中淳平は公園の階段で、西野つかさと再会します。まるで『きまぐれオレンジ☆ロード』の最終回を彷彿する構図……そこにいたのは鮎川でなく、ひかるちゃんだったわけですが。あのシチュエーションは、やはりその返歌でしょうか。物語的には鉄棒の前で再会の方が、うまくハマってたでしょうに。
まぁ、制服や肉体より、パンツパンツパンツが目玉だった『いちご100%』。乳首を奪われたジャンプでは、それを武器にするしかなかったんでしょうねぇ。
正直、もう少しリアルな心理描写も見たかった。どのキャラもイイ子ばかりで、ドラマを盛り上げる、憎まれ役すらいないんですよね。女の嫉妬もほとんどスルー。まぁ、女の描く女の嫉妬なんて、ジャンプ読者が見たいわけないですが。
ただいま連載中の『初恋限定。』は、河下作品の魅力を最大限に活かす設定が施されています。ヘタレな主人公はいない! 可愛い女の子はわんさか! オムニバス形式といい、正直『いちご100%』より好みです。制服も可愛いし、画力もパワーアップしまくり! ……と、思ってたんですけど……。
次に来るジャンプ代表ラブコメは、どんな作品になるのでしょう。『ToLOVEる』が、もうそうなってるのかな? ドロドロに突っ込んだ恋愛劇も見たいけどなー。それはもうジャンプでは無理かもしれませんね。
この作品についてはアタシが語るまでもなく、マンガがあればいーのだ。さんがありゃ十分なんですけど。
『いちご100%』は、2002年から2005年までジャンプで連載されていた、河下水希先生の学園ラブコメです。『きまぐれ』が全18巻、『電影少女』が全15巻(あい編13巻)に比べ、『いちご100%』は全19巻。ジャンプ最長のラブコメ漫画でした。この数字からも人気のほどが窺えますね。
ラブコメに欠かせないい要素のひとつにSF要素がありまして、それは「超能力一家」として『きまぐれ』に、「ビデオから出てきた少女」として『電影少女』にも確固として存在していました。フシギ能力で巻き起こるエッチなハプニング、隠して過ごさなければならないドキドキ感。どちらも恋愛描写を何倍にも美味しくする、ステキエッセンスですね☆
これを足さない手はありません。『いちご100%』にも、しっかりSF要素はありました。え、記憶にない? 「パンツが見えまくる」という強制シチュエーションは、まごうことなくSFですよ! ハレンチきまわりないハプニング、隠さなきゃいけない乙女の秘密。パンチラは乙女の最大の武器、能力ですから!

『いちご100%』がジャンプにもたらしたものは、なんでしょう。
主人公・真中淳平に想いを寄せる、東城綾と西野つかさ。黒髪ロングvs茶髪ショートという構図も、先の2大ラブコメと同じですね。違うのは、みなさんもご存知の最終回。大ドンデン結末です。
これまで、主人公が最終的に選んだのは鮎川遥、天野あいの第一ヒロインでした。ライバルヒロインも奮闘し、多くの読者を魅了しましたが、やはり第一夫人には勝てなかった……。帰るべきところに男は帰り着くという、避けられない命題ですな。
2度あることは3度ある。今回もその先達にならい、東城綾を選ぶはず……思いきや、まさかのまさか! これには全読者がうなりましたね。『究極!!変態仮面』でも、あったけど!
この結末を読めなかったのは、それまでの『いちご100%』に驚きの展開・特異な個性がなかったからです。
描かれていたのは、どこかで見たシチュエーションの連続ばかり。数々のラブコメ面白エピソード、ギャルゲーのサービスCG。それらを上手く編集し、絶え間なくつなげることで『いちご100%』は成り立っていました。ヒロインがメイド姿になったりサンタ衣装を着たりと、これまで表紙程度でしか描かれなかったコスプレを作品内で拝めたのも、サービスショット重視な作品だったからこそ。
故に「いちごは内容がない」と非難する声も多々ありました。
真中淳平に対する憎悪と殺意も山のように! ヒロインの間を行ったり来たりが、ラブコメ主人公のお約束とはいえ、真中淳平はあまりにも少年漫画誌としての魅力がなさすぎでした。ハプニング・状況によってコロコロ変わる男心。青春恋愛劇というよりは、シチュエーションラブコメディですな。それが、熱烈ないちごファンと一般読者との所感の差を、大きくしていたように思います。
アタシが好きだったのは、河下水希の徹底した少女美学です。たしかに真中は最低最悪だが、可愛い女の子を眺められるなら、どーでもええ。
『いちご100%』を彩る少女達は、みんな可愛く、特にやわらかな肉体ラインには目を奪われるばかりでした。漫画的な、カリカチュアされた美しさではなく、リアルな美。グラビアそのものの眩しさと構図を毎度保っていましたからね。
桂正和も、2次元の女性より現実の女性の美に惚れ、再現せんとリアルな線を研究していました。河下水希の描く少女にも、似たような哲学を感じるのです。
中でも制服姿が見事すぎて……。表紙でも別デザインの制服が描かれたりと、河下先生はかなりの学制服フェチなはず! つかさが別の高校を選んだのは、セーラーとブレザーの両方が描きたかったからだ! と、勝手に思ってたり。

最終回、真中淳平は公園の階段で、西野つかさと再会します。まるで『きまぐれオレンジ☆ロード』の最終回を彷彿する構図……そこにいたのは鮎川でなく、ひかるちゃんだったわけですが。あのシチュエーションは、やはりその返歌でしょうか。物語的には鉄棒の前で再会の方が、うまくハマってたでしょうに。
まぁ、制服や肉体より、パンツパンツパンツが目玉だった『いちご100%』。乳首を奪われたジャンプでは、それを武器にするしかなかったんでしょうねぇ。
正直、もう少しリアルな心理描写も見たかった。どのキャラもイイ子ばかりで、ドラマを盛り上げる、憎まれ役すらいないんですよね。女の嫉妬もほとんどスルー。まぁ、女の描く女の嫉妬なんて、ジャンプ読者が見たいわけないですが。
ただいま連載中の『初恋限定。』は、河下作品の魅力を最大限に活かす設定が施されています。ヘタレな主人公はいない! 可愛い女の子はわんさか! オムニバス形式といい、正直『いちご100%』より好みです。制服も可愛いし、画力もパワーアップしまくり! ……と、思ってたんですけど……。
次に来るジャンプ代表ラブコメは、どんな作品になるのでしょう。『ToLOVEる』が、もうそうなってるのかな? ドロドロに突っ込んだ恋愛劇も見たいけどなー。それはもうジャンプでは無理かもしれませんね。
ゴールデンウィークは電脳コイル祭り!
GWの予定、もう立てられましたか?
休みなんかないわ、ボケェ! という方もおられるかもしれませんが、コイルファンなら嫁を質に入れてでも休むべし。気になるコイルイベントが、ふたつもあるのです。
情報元:2008-04-16(thetaの日記)
東京・大阪で、磯監督に会える! 大阪では池田綾子さんもー!
とっておきのコイル秘話が聞けるかもしれません。こりゃあ、GWはコイル巡りで決定ですね。じゃあみんな、待ち合わせははざま交差点で。




ヤサイサヤサで話題沸騰中の小説5巻も絶賛発売中だーっ。
休みなんかないわ、ボケェ! という方もおられるかもしれませんが、コイルファンなら嫁を質に入れてでも休むべし。気になるコイルイベントが、ふたつもあるのです。
●SFセミナー2008●
磯光雄インタビュー・電脳コイルの世界
出演:磯光雄(電脳コイル 原作・監督)
2008年5月3日(土・祝日) 10:00開場、開演10:45 終演16:30(予定)
全電通労働会館ホール(東京・御茶ノ水) 定員400名
●NHK大阪放送局 春のふれあい広場●
アニメ電脳コイルスペシャルステージ
教育テレビで放送中の「電脳コイル」。イベントでは映像上映に加え、ゲストトーク、歌のライブなどを通して「電脳コイル」の魅力をたっぷりとお伝えします。
出演:磯光雄(監督) 池田綾子(歌手) ほか
2008年5月6日(火・祝日) 11:15〜12:30
NHK大阪放送会館 アトリウム特設ステージ
情報元:2008-04-16(thetaの日記)
東京・大阪で、磯監督に会える! 大阪では池田綾子さんもー!
とっておきのコイル秘話が聞けるかもしれません。こりゃあ、GWはコイル巡りで決定ですね。じゃあみんな、待ち合わせははざま交差点で。




ヤサイサヤサで話題沸騰中の小説5巻も絶賛発売中だーっ。
鈍感でないと、2次元も3次元もつらすぎる「2と3の次元のハザマで」
3次元は3次元(現実)、2次元は2次元(フィクション)として、中で起こる現象を冷静に、或いは感情的に日々受け止めている我々。
ですが、実は有村さんが言うほど、みんなはっきり区別してるわけじゃないんじゃない? と思います。
3次元と2次元の間にあるのは、越えられない絶対的壁ではなく、ゆるやかな道ではないかと。
●3次元での区別●
例えば、ニュースで「強姦事件が起きた」という報道を耳にしたとき、アタシは脊髄反射的に「日本ではありませんように」と願ってしまいます。
事件現場が国内だろうが地球の裏側だろうが、現実に被害者が存在するのは確かなのに、強姦も殺人も全世界から消滅してほしいのは山々なのに、「日本で」という情報より「外国で」という情報に、アタシはいくばくかの安堵を感じてしまう。この浅ましい差別は何か。
「あの国は治安が悪いから……」という安全圏からの目線に身をおくことで、被害者が受けたであろう苦痛から目をそむける。想像することをやめる。同じ言語を所有する人間でないと、痛みを共有しないつもりか。自分の住む国だけ平和ならいいのか。ニュースキャスターは嬉しそうに、乗客に日本人はいませんでした! いませんでした!
国内でも、自分の住まい(または地元)に近いかどうで、ショック度に差が出ます。事件が身近であればあるほど、情報は痛みを伴って耳に入てくる。
物理的な距離だけではありません。自分の家族・友人が被害者だった場合、その悲しみと憤りは筆舌に尽くせるものではありません。いつだって気が狂える。
……ほとんどの人が、そのように事件と自分の感情に、距離を取っているのではないでしょうか。見ず知らずの遠いどこかにいる被害者の痛みを、まるで家族のように悲しむことは不可能だ。アタシ達はそこまで、想像力豊かにできていない。豊かすぎると生きていけないほど、この世は不条理なことばかりだし。
ショックの度合いを無神経に並べると……
「家族・友人>同地域>離れた国内>国外」
このように、自分からの物理的・心理的距離によって受け取り方が変わる人は、アタシ以外にも多く存在すると思っています。
●2次元での区別●
では、2次元(フィクション)内で起こる事件はどうでしょう。
こちらはどこを探しても、現実の被害者がいません。強姦も殺人も戦争も、紙(またはスクリーン)の中での事。それは地球の裏側よりも遠い、銀河系より遥か彼方での出来事です。
比較図は、圧倒的に「家族・友人>同地域>離れた国内>国外>>(越えられない壁)>>2次元」となるべきでしょう。
フィクションならどんな悲劇も悲しむ必要などない。みんな冷静に悲惨な物語を享受している……果たしてそうでしょうか?
さすがに漫画内で殺人が起こっても、加害者であるキャラクターや描いた作者を警察に通報することはありません。しかし、愛するキャラクターの死がどれほど読者の心に衝撃的か、漫画好きなら知っているはずです。「○○を殺すなんてヒドすぎる! 生き返らせてください!」と、作者に抗議する読者までいます(主に若い女の子だと思いますが)。
フィクションの世界では、身近な現実より頻繁に、殺人などの事件が起こっています。
自分の眼中にない作品なら、どんな残酷事件が起ころうと心に波風は立ちません。が、心酔している作品・キャラクターでは話が違う。その死は、3次元を超える場合もあるでしょう。
「家族・友人>同地域>愛する2次元>離れた国内>国外>>(越えられない壁)>>他の2次元」など。
家族を憎み、友人もいない。そんな人は断トツで「愛する2次元>家族・友人」になる可能性もある。
2次元には、読者を拒絶する奥行きがありません。厚味がない分、ここぞとばかりに心の隙間に滑り込んでくる。あっさり包み込んでしまう。それが陵辱されて平気なはずありますか? 2次元だから残虐残忍なんでもOK、ではないのです。
3次元と2次元の間にあるのは、壁ではなく道。場合に寄っては追い越したり、追い抜かれたりすると、アタシは考えます。
●陵辱モノのエロ漫画は?●
そもそも人間の欲望なんて多かれ少なかれドス汚れたもので、男女問わず、殺人願望に芽生えたり、強姦願望を抱えたりするものです。願望があるから、法律で禁じられ重い刑が課されてるんですね。
3次元で叶えられない欲望を、2次元で疑似体験する……エロ漫画にそういう側面があるのは事実でしょう。
しかし、みんながみんなリアルな願望そのままでエロ漫画を読んでいるわけではないと思います。
現実での欲求はないけど、漫画でSMモノを読むのは好き、ロリコン漫画は好物、スカトロ描写に目がない……そんな人も多いのではないでしょうか。
生身の人間が苦しむ顔は見たくないけど、SM漫画の絵はキレイだからいいな、とか。現実の少女は生意気だしオナラもするから興味ないけど、2次元の少女は完璧で美しいな、とか。漫画のスカトロは常に理想的な形状の排泄物をプレゼントしてくれるからサイコーだ、とか?
2次元が3次元の付随物、従属的な存在なんてことは決してない。3次元のそれとはまったく別の、リアルを凌駕する魅力を放っているのが2次元ではないのかと。
なので「陵辱エロ漫画が好き=現実に陵辱願望を持っている危険人物」という図式は往々にして成立しません。「=2次元は3次元より下だから陵辱しまくっていい」でもないと思います。
女性が陵辱エロ漫画を読むのも、エロ漫画としての天元突破に、エロ絵としての圧倒的パワーに魅せられてる場合が多いんじゃないでしょうか?
●3次元と2次元のルール●
3次元に流れるルールと、2次元に流れるルールは違います。我々側のルールは社会の常識や法律で、一律になるよう設定されていますが、2次元のそれは作品によって千差万別です。
現実のルールが通用しない、破天荒な漫画が山ほどあるのは、みなさんもご存知ですね。死んだキャラがいつの間にか生き返ってる『魁!!男塾』とか、真面目に悲しんでられませんからねぇ。
それは倫理観においても、同じことです。
とはいえ、エロ漫画も我々人間が楽しめるように作られてるので、3次元の倫理観に訴える形で出来上がってはいます。徹底的に、残酷に、考えうる限りの残忍さで破壊される陵辱エロ漫画の少女。だから「いくら2次元だからって、そんなもの見たくもない」と多くの人が思うのは当然です。あまりにもつらすぎる、悲しすぎる世界だから。
では、陵辱エロ漫画を楽しめる人は、倫理観の欠けた人非人? ……いや、2次元の倫理観に溶け込んで享受できる人なんじゃないかなーと。
レイプされて感じちゃって、ラストはハッピー? そんなこと現実にあるわきゃねー。レイプで感じるのは恐怖と絶望と憎悪だけだ。快感を味わわされたとしたら、それは最大の蹂躙として精神を破壊する。ハッピーなんてありえない。レイプは殺人と同じ。
でも、漫画の少女は感じている……うん、この漫画はそういう世界なんだ。この漫画の中に、傷ついた少女はいなかったんだ。良かった……。
ハッピーもない、ひたすら残酷残忍な漫画を楽しむならば、ひたすら残忍なルールに溺れればいい、のかな。犯される少女の悲しみを、必ずしも3次元の倫理観で受け取らねばならんわけじゃないし。2次元はそれを許容してる。
まー、受け取った上で罪悪感にまみれながら快感を自覚する読者の方が好きだけど。罪悪感も自分の興奮を高める材料にすぎんけどさ……。
なぜそんなにあっさりと、二次元だから問題なしと割り切れるのか。
「二次元だから」レイプ凌辱大好きなのですか、お姉さん?(らめぇ)
ですが、実は有村さんが言うほど、みんなはっきり区別してるわけじゃないんじゃない? と思います。
3次元と2次元の間にあるのは、越えられない絶対的壁ではなく、ゆるやかな道ではないかと。
例えば、ニュースで「強姦事件が起きた」という報道を耳にしたとき、アタシは脊髄反射的に「日本ではありませんように」と願ってしまいます。
事件現場が国内だろうが地球の裏側だろうが、現実に被害者が存在するのは確かなのに、強姦も殺人も全世界から消滅してほしいのは山々なのに、「日本で」という情報より「外国で」という情報に、アタシはいくばくかの安堵を感じてしまう。この浅ましい差別は何か。
「あの国は治安が悪いから……」という安全圏からの目線に身をおくことで、被害者が受けたであろう苦痛から目をそむける。想像することをやめる。同じ言語を所有する人間でないと、痛みを共有しないつもりか。自分の住む国だけ平和ならいいのか。ニュースキャスターは嬉しそうに、乗客に日本人はいませんでした! いませんでした!
国内でも、自分の住まい(または地元)に近いかどうで、ショック度に差が出ます。事件が身近であればあるほど、情報は痛みを伴って耳に入てくる。
物理的な距離だけではありません。自分の家族・友人が被害者だった場合、その悲しみと憤りは筆舌に尽くせるものではありません。いつだって気が狂える。
……ほとんどの人が、そのように事件と自分の感情に、距離を取っているのではないでしょうか。見ず知らずの遠いどこかにいる被害者の痛みを、まるで家族のように悲しむことは不可能だ。アタシ達はそこまで、想像力豊かにできていない。豊かすぎると生きていけないほど、この世は不条理なことばかりだし。
ショックの度合いを無神経に並べると……
「家族・友人>同地域>離れた国内>国外」
このように、自分からの物理的・心理的距離によって受け取り方が変わる人は、アタシ以外にも多く存在すると思っています。
では、2次元(フィクション)内で起こる事件はどうでしょう。
こちらはどこを探しても、現実の被害者がいません。強姦も殺人も戦争も、紙(またはスクリーン)の中での事。それは地球の裏側よりも遠い、銀河系より遥か彼方での出来事です。
比較図は、圧倒的に「家族・友人>同地域>離れた国内>国外>>(越えられない壁)>>2次元」となるべきでしょう。
フィクションならどんな悲劇も悲しむ必要などない。みんな冷静に悲惨な物語を享受している……果たしてそうでしょうか?
さすがに漫画内で殺人が起こっても、加害者であるキャラクターや描いた作者を警察に通報することはありません。しかし、愛するキャラクターの死がどれほど読者の心に衝撃的か、漫画好きなら知っているはずです。「○○を殺すなんてヒドすぎる! 生き返らせてください!」と、作者に抗議する読者までいます(主に若い女の子だと思いますが)。
フィクションの世界では、身近な現実より頻繁に、殺人などの事件が起こっています。
自分の眼中にない作品なら、どんな残酷事件が起ころうと心に波風は立ちません。が、心酔している作品・キャラクターでは話が違う。その死は、3次元を超える場合もあるでしょう。
「家族・友人>同地域>愛する2次元>離れた国内>国外>>(越えられない壁)>>他の2次元」など。
家族を憎み、友人もいない。そんな人は断トツで「愛する2次元>家族・友人」になる可能性もある。
2次元には、読者を拒絶する奥行きがありません。厚味がない分、ここぞとばかりに心の隙間に滑り込んでくる。あっさり包み込んでしまう。それが陵辱されて平気なはずありますか? 2次元だから残虐残忍なんでもOK、ではないのです。
3次元と2次元の間にあるのは、壁ではなく道。場合に寄っては追い越したり、追い抜かれたりすると、アタシは考えます。
そもそも人間の欲望なんて多かれ少なかれドス汚れたもので、男女問わず、殺人願望に芽生えたり、強姦願望を抱えたりするものです。願望があるから、法律で禁じられ重い刑が課されてるんですね。
3次元で叶えられない欲望を、2次元で疑似体験する……エロ漫画にそういう側面があるのは事実でしょう。
しかし、みんながみんなリアルな願望そのままでエロ漫画を読んでいるわけではないと思います。
現実での欲求はないけど、漫画でSMモノを読むのは好き、ロリコン漫画は好物、スカトロ描写に目がない……そんな人も多いのではないでしょうか。
生身の人間が苦しむ顔は見たくないけど、SM漫画の絵はキレイだからいいな、とか。現実の少女は生意気だしオナラもするから興味ないけど、2次元の少女は完璧で美しいな、とか。漫画のスカトロは常に理想的な形状の排泄物をプレゼントしてくれるからサイコーだ、とか?
2次元が3次元の付随物、従属的な存在なんてことは決してない。3次元のそれとはまったく別の、リアルを凌駕する魅力を放っているのが2次元ではないのかと。
なので「陵辱エロ漫画が好き=現実に陵辱願望を持っている危険人物」という図式は往々にして成立しません。「=2次元は3次元より下だから陵辱しまくっていい」でもないと思います。
女性が陵辱エロ漫画を読むのも、エロ漫画としての天元突破に、エロ絵としての圧倒的パワーに魅せられてる場合が多いんじゃないでしょうか?
3次元に流れるルールと、2次元に流れるルールは違います。我々側のルールは社会の常識や法律で、一律になるよう設定されていますが、2次元のそれは作品によって千差万別です。
現実のルールが通用しない、破天荒な漫画が山ほどあるのは、みなさんもご存知ですね。死んだキャラがいつの間にか生き返ってる『魁!!男塾』とか、真面目に悲しんでられませんからねぇ。
それは倫理観においても、同じことです。
ただ、ポルノでのレイプシーンは、必ずしも読む人の倫理観には訴えないと思います。それはなぜかというと、そのポルノ世界の設定(約束事)が、現実世界における倫理観に訴えなくてすむような(違う)設定で作られている可能性があるからで、一概に「フィクションだから」というのとは違って、現実と違うある世界の独特な約束として読み取っているから、ということを書いたつもりです。
y_arimさんのところでのコメント補足(少女漫画的日常)
とはいえ、エロ漫画も我々人間が楽しめるように作られてるので、3次元の倫理観に訴える形で出来上がってはいます。徹底的に、残酷に、考えうる限りの残忍さで破壊される陵辱エロ漫画の少女。だから「いくら2次元だからって、そんなもの見たくもない」と多くの人が思うのは当然です。あまりにもつらすぎる、悲しすぎる世界だから。
では、陵辱エロ漫画を楽しめる人は、倫理観の欠けた人非人? ……いや、2次元の倫理観に溶け込んで享受できる人なんじゃないかなーと。
レイプされて感じちゃって、ラストはハッピー? そんなこと現実にあるわきゃねー。レイプで感じるのは恐怖と絶望と憎悪だけだ。快感を味わわされたとしたら、それは最大の蹂躙として精神を破壊する。ハッピーなんてありえない。レイプは殺人と同じ。
でも、漫画の少女は感じている……うん、この漫画はそういう世界なんだ。この漫画の中に、傷ついた少女はいなかったんだ。良かった……。
ハッピーもない、ひたすら残酷残忍な漫画を楽しむならば、ひたすら残忍なルールに溺れればいい、のかな。犯される少女の悲しみを、必ずしも3次元の倫理観で受け取らねばならんわけじゃないし。2次元はそれを許容してる。
まー、受け取った上で罪悪感にまみれながら快感を自覚する読者の方が好きだけど。罪悪感も自分の興奮を高める材料にすぎんけどさ……。
不便さが快感をよぶアナログなデジタル感「手書きブログ」
ひと月ほど前に手書きブログをはじめました。これが、楽しい楽しい。

昨年11月に開始されたNetサービスで、その名の通り、マウスやペンタブでのみで更新できるWebログです。キーボードが苦手な人に打ってつけのブログ形式ですね。
「手がきブログ」が人気 本文もコメントも手書き「ユーザーは遊びの天才」(ITmedia News)
キーボードが苦手な人のブログといえば、安田大サーカスHIROちゃんの『ひろせ国立公園』が有名。紙に書かれた日記をスキャンして貼り付けるという、ひと手間かかったアナログブログ! Netではなかなかお目にかかれない懐かしさ、温かみのある記述法が人気ですね。添えられた絵や、ありえない誤字がNice。
●マウス書きから、ペンタブ描きに●
手書きブログも、当初はHIROちゃんのような「夏休みの絵日記」タイプが多かったのですが、ユーザーが増えるにつれ、本格的「イラストブログ」の傾向が強くなっていきました。「マウスで簡単お絵かきブログ」というよりは「ペンタブで簡単イラストブログ」に。それほど、お絵かきツールとして魅力的なシステムだったのです。
Net上のお絵かきツールといえば、お絵かきBBSが有名ですね。水彩もレイヤーも自由自在で、個人的レンタルも無料。極めればPainterで描いたような厚みのある絵も作成できる、素晴らしいツールです。
では、現在ユーザー急増中の手書きブログは、お絵かきBBSより優れたペイント機能を所有しているのか!? と問われれば、残念ながらそんなことはゼンゼンありません。
ペイントツールとして超不便、貧相な機能性が、手書きブログの個性なのです。
●手書きブログの特徴●
手書きブログ、通称「手ブロ」の特徴は
・色が16種類しかない
・レイヤーがない
・マスクがない
・バケツがない
・変形(拡大縮小)ができない
・移動(コピペ)ができない
・水彩、エアブラシなどもってのほか
という、今日日のツールとしてはありえない退行っぷり。アナログ全開のデジタルツール。何に似てるかと問われれば、はてなハイクでしょうか。文字の打てないはてなハイクといえば、はてなユーザーにはわかりやすいかな。
前時代的作りをしてる理由は、元がマウスで日記を書くために作られたブログだからです。日記帳に日記を書くのに、レイヤーだのマスクだのは必要ありませんね。そこで本格的CGを書こうとするから、不便さに戸惑ってしまうのです。
●不便な手ブロの魅力とは●
では、何故「手書き日記」として作られたブログサービスが「イラストサイト」として人気を高めているのか。Net上には多機能&無料なペイントツールが多数あるのに、あえて「手書きブログ」を選ぶ理由は?
そう問われれば、アタシは「不便さこそ魅力」と答えざるを得ない。
超便利なシステム、超有能なツールが次々と生み出される昨今において、この退行感は逆に新鮮で、イラスト描きの心に火を付けるのです。限定されたシステムで、どれだけ遊べるか? どこまで描けるか? という、チャレンジ精神。
多機能だと、アタシはついつい「完璧な絵」を描かなければいけないプレッシャーに気圧されちゃうんですが、手ブロなら「空いた時間にラクガキでもしようか」ってぐらいの気軽さで手を出せる。その身近さが嬉しいのです。
ガッツリ絵を描くには大変難易度の高いツールですが、人気ユーザーのページを眺めると「本当に手ブロで描いたの!?」と叫びたくなるような美麗な絵が並んでいます。元々の技術も重要ですが、やはりアナログで描きなれてる人は、手ブロで描くのも上手いんですよね。
レイヤーに拡大縮小、コピペがないと絵を描けない貧弱な現代人のアタシには、これがとっても大変。もはや紙に絵を描くなんて不可能なんだよね〜。PCじゃないと、undoがないと、無理。
手ブロにもundoと白色はあるので、なんとかごまかしごまかし描いてますが。


アタリ・下書きを描いたら清書して、清書の線を避けながら白色で下書きを消していくという……。
さらに色を塗ればまた輪郭が潰れるので、描く順番ははじめによーく考えないといけない。
●コメント欄とタグ●
手ブロは、タグもコメントも手書き。pixivのような文字タグじゃないので、好きなジャンルを探すのがやっかいといえばやっかいだけど、それもまた手ブロの味。タグまとめwikiもあるので、うまく使えばそれほど不便ではありません。
コメント欄も、手ブロ独自の文化が発達していて面白い。上半身の絵に下半身の絵を投稿して続き絵にしたり、コマとして漫画を展開する人もいます。
アタシの手ブロはバッチリ過疎ってるので、独り言コメばっかだどな! みんな、ゆすらの手ブロで試し書きしようZE☆ 未登録でもゲスト投稿できるから。ブログ部分とコメント部分のツールは同一なので、試すにはうってつけだYO☆
●手ブロを楽しんでいる層●
一般のブログと同じく、ユーザーの性別や年齢がわからない手ブロですが、見た感じ若い女の子がほとんどのようです。
思い返せば、定められた空間に限定されたツールでラクガキするのが楽しかったのは、中高生の頃でした。ゴリゴリと気ままにノートにラクガキする快感。描きながら、空いてる空間を何で埋めるか考えるのが楽しいんですよねー。
そんな女子の手ブロは、やはり二次創作絵が主。801な絵、キョン子のような性転換絵も多いです。タグも手書きなので、予め検索よけされた環境なのが腐女子にはよかったのかもしれません。
で、中には当然それらを激しく嫌う子もいるわけで……。自重して、描く前に一字保存し、801絵をTOPに上げないよう工夫をされてるユーザーもいます。過剰な腐女子叩きも、自重しすぎて退会する腐女子もなくなってほしいもの。どちらも、相手を尊重しながら楽しめればいいのですが。
●Net上のお絵かきツール●
手ブロの他にも、お絵かきを楽しめるサービスは続々登場しています。
・お絵かき部
手ブロより多機能なペイントツール。コメントを書くのは億劫だという人のために「グッジョブ!」ボタンがあります。
・TEGAKI E
海外にある手ブロのパクリ……という噂のサイト。手ブロより色数が多く、コメ欄も活発な様子です。ちなみに手ブロには英語版もあるんだZE☆
・noughts
描いた経過をFLASHで見れるペイントツール。これまた使いこなすのが大変そうな、通好みのツールですな。
上記の中で、最も貧弱な機能を有してるのが「手書きブログ」と思われるのですが……それでもやっぱ手ブロが好きだ! 多機能な環境で描きたかったら、PhotoshopやPainterやSAIを立ち上げればいいわけで(アタシはSAIオンリー)、手ブロはそれらと違う絵が描けるから面白いんですよね。
もちろんイラストメインじゃなく、HIROちゃんみたいな手書き日記を書くも良し。ペンタブを持ってないと楽しめないなんてこと、ナイ! 便利すぎる現代だからこそ、あえて退行したアナログブログを味わってみるのも、よござんしょう。
しかしブログが2個あると、どっちかの更新が疎かになる罠……。自分の首を絞めない程度に、ハマり続けたいです。

昨年11月に開始されたNetサービスで、その名の通り、マウスやペンタブでのみで更新できるWebログです。キーボードが苦手な人に打ってつけのブログ形式ですね。
「手がきブログ」が人気 本文もコメントも手書き「ユーザーは遊びの天才」(ITmedia News)
キーボードが苦手な人のブログといえば、安田大サーカスHIROちゃんの『ひろせ国立公園』が有名。紙に書かれた日記をスキャンして貼り付けるという、ひと手間かかったアナログブログ! Netではなかなかお目にかかれない懐かしさ、温かみのある記述法が人気ですね。添えられた絵や、ありえない誤字がNice。
手書きブログも、当初はHIROちゃんのような「夏休みの絵日記」タイプが多かったのですが、ユーザーが増えるにつれ、本格的「イラストブログ」の傾向が強くなっていきました。「マウスで簡単お絵かきブログ」というよりは「ペンタブで簡単イラストブログ」に。それほど、お絵かきツールとして魅力的なシステムだったのです。
Net上のお絵かきツールといえば、お絵かきBBSが有名ですね。水彩もレイヤーも自由自在で、個人的レンタルも無料。極めればPainterで描いたような厚みのある絵も作成できる、素晴らしいツールです。
では、現在ユーザー急増中の手書きブログは、お絵かきBBSより優れたペイント機能を所有しているのか!? と問われれば、残念ながらそんなことはゼンゼンありません。
ペイントツールとして超不便、貧相な機能性が、手書きブログの個性なのです。
手書きブログ、通称「手ブロ」の特徴は
・色が16種類しかない
・レイヤーがない
・マスクがない
・バケツがない
・変形(拡大縮小)ができない
・移動(コピペ)ができない
・水彩、エアブラシなどもってのほか
という、今日日のツールとしてはありえない退行っぷり。アナログ全開のデジタルツール。何に似てるかと問われれば、はてなハイクでしょうか。文字の打てないはてなハイクといえば、はてなユーザーにはわかりやすいかな。
前時代的作りをしてる理由は、元がマウスで日記を書くために作られたブログだからです。日記帳に日記を書くのに、レイヤーだのマスクだのは必要ありませんね。そこで本格的CGを書こうとするから、不便さに戸惑ってしまうのです。
では、何故「手書き日記」として作られたブログサービスが「イラストサイト」として人気を高めているのか。Net上には多機能&無料なペイントツールが多数あるのに、あえて「手書きブログ」を選ぶ理由は?
そう問われれば、アタシは「不便さこそ魅力」と答えざるを得ない。
超便利なシステム、超有能なツールが次々と生み出される昨今において、この退行感は逆に新鮮で、イラスト描きの心に火を付けるのです。限定されたシステムで、どれだけ遊べるか? どこまで描けるか? という、チャレンジ精神。
多機能だと、アタシはついつい「完璧な絵」を描かなければいけないプレッシャーに気圧されちゃうんですが、手ブロなら「空いた時間にラクガキでもしようか」ってぐらいの気軽さで手を出せる。その身近さが嬉しいのです。
ガッツリ絵を描くには大変難易度の高いツールですが、人気ユーザーのページを眺めると「本当に手ブロで描いたの!?」と叫びたくなるような美麗な絵が並んでいます。元々の技術も重要ですが、やはりアナログで描きなれてる人は、手ブロで描くのも上手いんですよね。
レイヤーに拡大縮小、コピペがないと絵を描けない貧弱な現代人のアタシには、これがとっても大変。もはや紙に絵を描くなんて不可能なんだよね〜。PCじゃないと、undoがないと、無理。
手ブロにもundoと白色はあるので、なんとかごまかしごまかし描いてますが。


アタリ・下書きを描いたら清書して、清書の線を避けながら白色で下書きを消していくという……。
さらに色を塗ればまた輪郭が潰れるので、描く順番ははじめによーく考えないといけない。
●コメント欄とタグ●
手ブロは、タグもコメントも手書き。pixivのような文字タグじゃないので、好きなジャンルを探すのがやっかいといえばやっかいだけど、それもまた手ブロの味。タグまとめwikiもあるので、うまく使えばそれほど不便ではありません。
コメント欄も、手ブロ独自の文化が発達していて面白い。上半身の絵に下半身の絵を投稿して続き絵にしたり、コマとして漫画を展開する人もいます。
アタシの手ブロはバッチリ過疎ってるので、独り言コメばっかだどな! みんな、ゆすらの手ブロで試し書きしようZE☆ 未登録でもゲスト投稿できるから。ブログ部分とコメント部分のツールは同一なので、試すにはうってつけだYO☆
一般のブログと同じく、ユーザーの性別や年齢がわからない手ブロですが、見た感じ若い女の子がほとんどのようです。
思い返せば、定められた空間に限定されたツールでラクガキするのが楽しかったのは、中高生の頃でした。ゴリゴリと気ままにノートにラクガキする快感。描きながら、空いてる空間を何で埋めるか考えるのが楽しいんですよねー。
そんな女子の手ブロは、やはり二次創作絵が主。801な絵、キョン子のような性転換絵も多いです。タグも手書きなので、予め検索よけされた環境なのが腐女子にはよかったのかもしれません。
で、中には当然それらを激しく嫌う子もいるわけで……。自重して、描く前に一字保存し、801絵をTOPに上げないよう工夫をされてるユーザーもいます。過剰な腐女子叩きも、自重しすぎて退会する腐女子もなくなってほしいもの。どちらも、相手を尊重しながら楽しめればいいのですが。
手ブロの他にも、お絵かきを楽しめるサービスは続々登場しています。
・お絵かき部
手ブロより多機能なペイントツール。コメントを書くのは億劫だという人のために「グッジョブ!」ボタンがあります。
・TEGAKI E
海外にある手ブロのパクリ……という噂のサイト。手ブロより色数が多く、コメ欄も活発な様子です。ちなみに手ブロには英語版もあるんだZE☆
・noughts
描いた経過をFLASHで見れるペイントツール。これまた使いこなすのが大変そうな、通好みのツールですな。
上記の中で、最も貧弱な機能を有してるのが「手書きブログ」と思われるのですが……それでもやっぱ手ブロが好きだ! 多機能な環境で描きたかったら、PhotoshopやPainterやSAIを立ち上げればいいわけで(アタシはSAIオンリー)、手ブロはそれらと違う絵が描けるから面白いんですよね。
もちろんイラストメインじゃなく、HIROちゃんみたいな手書き日記を書くも良し。ペンタブを持ってないと楽しめないなんてこと、ナイ! 便利すぎる現代だからこそ、あえて退行したアナログブログを味わってみるのも、よござんしょう。
しかしブログが2個あると、どっちかの更新が疎かになる罠……。自分の首を絞めない程度に、ハマり続けたいです。
積み本・積読は漫画への差別である〜健全な積読ライフとは?〜
多くの漫画レビュアーは、月に何十冊も単行本を購入してるわけですが、毎日の仕事・学業があるため、すべてをコンスタントに読みこなせるわけではありません。買ったはいいものの、読む時間が捻出されないまま、開かれもせずに部屋の片隅で積まれるだけの本……いわゆる「積み本・積読」が生まれてしまいます。
「積み本」依存症候群注意報!(たまごまごごはん)
どうにか積読を崩すべく思案中(真・業魔殿書庫)
とはいえ、部屋で積み本に囲まれてるレビュアーも、ブログではちゃんと新作のレビューを更新してるわけで。これって、読んでない本を尻目に、新たに買ってきた漫画を読んでレビューしてるんですよねぇ。アタシには、それがよーわからんのです。
アタシは積み本ができません。
「買う漫画=即読みたい漫画」なので、買いっぱで読まずに置いておくなんて、ありえない。どーしても忙しいときは、さすがに積んじゃうときもありますが、もうおそろしく後ろめたい。積んだ本に足を向けて寝れない。常に負のオーラを感じる。なんというか「これなら毎日できる」と買ったのに、即座に部屋の片隅で母親のカーディガン掛けになっているサイクリングマシンのような存在といいますか。自分にとっては怠惰と罪悪感のかたまりなんですよ、積み本って。
たまごまごさんがいうところの「読んでいない本に囲まれる快感」なんて、1mmもわからない!
読んだ本に優劣をつけるのは、当然のことなんですよ。「これは買ってよかった」「これは失敗した」ってのがあるから、本を買うのは面白い。でも、開く前から「読む」「積む」をわける基準て、何?
ま、アタシみたいな月数冊しか漫画を買わない、ぬるぬる漫画読みには到底理解できない極地・判断なのだと思います。で、理解できないヤツが理解できないなりに分析してみました。読む前から「読む本」と「積む本」を区別する心理を。差別の根源を。
●セリフが多い漫画は積まれる
「積み本ができない」といったばかりのアタシですが、一方で積みまくってる商品が存在します。小説です。「まとまった時間・整ったコンディションで閲覧しないと、開始3ページで眠くなる」病をかかえているせいもありますが、アタシはいつでも気軽に読める漫画に比べ、小説を冷遇しまくっています。差別です。本棚の横に積まれた小説の山が、常に「早く読め、のろまなブスが!」とアタシを罵っています。
ただ、満遍なくすべて積んでいるので「この作家のはすぐに読む」という小説内差別はしておりません。小説というジャンルそのものが億劫なのです。なんと情けねぇ!
漫画を積む人も、文字の多い「読むのに時間のかかりそうな漫画」を後回しにしているのかもしれません。
●萌え・燃えでない漫画は積まれる
誰だってかわいい少女が見たい。きれいなお姉さんを覗きたい。しかし、萌えもかわいらしさも美しさもない女性は、見たくもない。
男しか出てこない漫画でも、熱いバトルがあるなら、勢いに任せて読める。しかし、燃えのない男漫画はやるせないばかり。
少女・お姉さん・バトル野郎が出てこない漫画は、モチベーションが上がりにくくて積まれやすいのかもしれません。
●大好きな漫画は積まれる
逆に、大好きな漫画ほど積まれる可能性もあるのでは?
大好物なおかずは最後まで取っておくというアレです。しかし、それだと長い期間、積まれっぱなしということは考えにくい。
●高嶺の花な漫画は積まれる
「俺は、まだあの漫画を読むレベルに達していねぇ……。大人になったら、告白するんだ!」みたいな。読解するのに、それなりの社会経験が必要な漫画などが、積まれやすいのかもしれません。
――うーん、足らない脳でアレコレ考えてみたけど、どれも決定打に欠けるなぁ。
そもそもこれらの基準は「内容を知ってこそ」積めるわけで、やはり「読まずに積む本を決める」基準にはならない。
プロの漫画積みの方々、よければ積む基準をお教えください。
そしてアタシに、ポジティブな積読ライフをお与えください。いや、できれば積みたくないんだけど。ほとんどの積読人は「積み本をいかに崩すか」に腐心してるわけだし。
月に何十冊も漫画を買うようになれば、自然に積む積まないの基準も生まれるかな? これが、漫画オタクと漫画読み(笑)の差なのかも。
+ 追記04/13 +
はてブや、エントリを紹介してくださったニュースサイトさんからも意見をいただき、かなり「積本ライフ」の実体がわかってきました! コメント欄で意見を寄せてくださった方々も、大感謝です!
「好きなものを積む」という方が多いのに驚きました。
これは「あとでゼッタイ読む」という、自分への信頼のもとに成り立っている「積み」ですよね。一方、億劫な小説しか積めないアタシは「本当に読めるのだろうか」という不安が先に立ち、それがポジティブな積読ライフの妨げになっているようです。……はい、やっと気づきました。
また、LITさんが詳しくレスポンスを返してくださってます。
我が家の積読事情 〜私の積読が増え続けてしまう理由(真・業魔殿書庫)
なんというか、要はあまり漫画も買ってない上に時間も余ってる主婦のアタシに、積み漫画ができるわきゃねーという結論になりそうで。精進します。
「積み本」依存症候群注意報!(たまごまごごはん)
どうにか積読を崩すべく思案中(真・業魔殿書庫)
とはいえ、部屋で積み本に囲まれてるレビュアーも、ブログではちゃんと新作のレビューを更新してるわけで。これって、読んでない本を尻目に、新たに買ってきた漫画を読んでレビューしてるんですよねぇ。アタシには、それがよーわからんのです。
アタシは積み本ができません。
「買う漫画=即読みたい漫画」なので、買いっぱで読まずに置いておくなんて、ありえない。どーしても忙しいときは、さすがに積んじゃうときもありますが、もうおそろしく後ろめたい。積んだ本に足を向けて寝れない。常に負のオーラを感じる。なんというか「これなら毎日できる」と買ったのに、即座に部屋の片隅で母親のカーディガン掛けになっているサイクリングマシンのような存在といいますか。自分にとっては怠惰と罪悪感のかたまりなんですよ、積み本って。
たまごまごさんがいうところの「読んでいない本に囲まれる快感」なんて、1mmもわからない!
読んだ本に優劣をつけるのは、当然のことなんですよ。「これは買ってよかった」「これは失敗した」ってのがあるから、本を買うのは面白い。でも、開く前から「読む」「積む」をわける基準て、何?
ま、アタシみたいな月数冊しか漫画を買わない、ぬるぬる漫画読みには到底理解できない極地・判断なのだと思います。で、理解できないヤツが理解できないなりに分析してみました。読む前から「読む本」と「積む本」を区別する心理を。差別の根源を。
●セリフが多い漫画は積まれる
「積み本ができない」といったばかりのアタシですが、一方で積みまくってる商品が存在します。小説です。「まとまった時間・整ったコンディションで閲覧しないと、開始3ページで眠くなる」病をかかえているせいもありますが、アタシはいつでも気軽に読める漫画に比べ、小説を冷遇しまくっています。差別です。本棚の横に積まれた小説の山が、常に「早く読め、のろまなブスが!」とアタシを罵っています。
ただ、満遍なくすべて積んでいるので「この作家のはすぐに読む」という小説内差別はしておりません。小説というジャンルそのものが億劫なのです。なんと情けねぇ!
漫画を積む人も、文字の多い「読むのに時間のかかりそうな漫画」を後回しにしているのかもしれません。
●萌え・燃えでない漫画は積まれる
誰だってかわいい少女が見たい。きれいなお姉さんを覗きたい。しかし、萌えもかわいらしさも美しさもない女性は、見たくもない。
男しか出てこない漫画でも、熱いバトルがあるなら、勢いに任せて読める。しかし、燃えのない男漫画はやるせないばかり。
少女・お姉さん・バトル野郎が出てこない漫画は、モチベーションが上がりにくくて積まれやすいのかもしれません。
●大好きな漫画は積まれる
逆に、大好きな漫画ほど積まれる可能性もあるのでは?
大好物なおかずは最後まで取っておくというアレです。しかし、それだと長い期間、積まれっぱなしということは考えにくい。
●高嶺の花な漫画は積まれる
「俺は、まだあの漫画を読むレベルに達していねぇ……。大人になったら、告白するんだ!」みたいな。読解するのに、それなりの社会経験が必要な漫画などが、積まれやすいのかもしれません。
――うーん、足らない脳でアレコレ考えてみたけど、どれも決定打に欠けるなぁ。
そもそもこれらの基準は「内容を知ってこそ」積めるわけで、やはり「読まずに積む本を決める」基準にはならない。
プロの漫画積みの方々、よければ積む基準をお教えください。
そしてアタシに、ポジティブな積読ライフをお与えください。いや、できれば積みたくないんだけど。ほとんどの積読人は「積み本をいかに崩すか」に腐心してるわけだし。
月に何十冊も漫画を買うようになれば、自然に積む積まないの基準も生まれるかな? これが、漫画オタクと漫画読み(笑)の差なのかも。
はてブや、エントリを紹介してくださったニュースサイトさんからも意見をいただき、かなり「積本ライフ」の実体がわかってきました! コメント欄で意見を寄せてくださった方々も、大感謝です!
たまごまごさん「『おいしいものは取っておく派』デス。」
LITさん「積んである漫画にはとても申し訳なく思ってます。/反面、好きな漫画は後にとっておくものもあったり。」
ゴルゴさん「積む基準ですか…体力的、精神的な疲れで読む気力がないから後回しにしてしまうとかあるかな…。」
水瀬さん「漫画サイトの端くれの私が思うことは、皆さんには積まずに読んで欲しいのです。」
カトゆーさん「好きすぎる作品はじっくり読みたいので積んでしまったりします…。」
ミルトさん「まあ優先度が低いのが積まれるのは仕方がないかと…。」
「好きなものを積む」という方が多いのに驚きました。
これは「あとでゼッタイ読む」という、自分への信頼のもとに成り立っている「積み」ですよね。一方、億劫な小説しか積めないアタシは「本当に読めるのだろうか」という不安が先に立ち、それがポジティブな積読ライフの妨げになっているようです。……はい、やっと気づきました。
また、LITさんが詳しくレスポンスを返してくださってます。
我が家の積読事情 〜私の積読が増え続けてしまう理由(真・業魔殿書庫)
なんというか、要はあまり漫画も買ってない上に時間も余ってる主婦のアタシに、積み漫画ができるわきゃねーという結論になりそうで。精進します。
本日はイサコ様の生誕-6周年記念!
今日は天沢勇子の誕生日です! コイルファンはメロンパンにローソクを立てて祝いましょう。イサコ、-6歳おめでとう!



な、なんとか絵を描けて良かった……後日、数枚追加予定追加しました! イサコに食べ物を恵んでくれるコイルチルドレン。たーんとお食べ。夏祭りは時期が違うけど、こんなガチャイサも見たかったということで。2枚目の衣装は、もちろんヤサコプレゼンツ。
イサコ生誕祭サイトでは、たくさんの祝福絵・SSが飾られてるので、必見ですぞ!




な、なんとか絵を描けて良かった……
イサコ生誕祭サイトでは、たくさんの祝福絵・SSが飾られてるので、必見ですぞ!
