第3回 メガネ属性って何?『Dr.スランプ』
昨今は『メガネ男子』『ガールズメガネ』といった、メガネ属性をフィーチャーした本が発売し、注目されました。
長年、ヤボったいイメージをつきまとっていたメガネに、ついに脚光を浴びる日が。メガネ歴の長い者としてうれしいかぎりです。
男子がかけるのもよし、女子がかけるのもよし。できれば、愛し愛されるふたりが共にメガネなのがベスト。大好物です、メガネカップル。
さて、皆さんは「メガネカップル」と聞いて、まずはじめに誰と誰を思い浮かべるでしょうか?
メガネを愛し、恋人を愛してやまないふたり。誰もがお茶の間で人気のあのカップルを髣髴するはずです。……そう、おぎやはぎです。
彼らのコンビ愛は、客がしばしば退いてしまうほど。熱く突き詰められたものです。そして、あの堂に入ったメガネっぷり。まさに最高のメガネコンビと云えるでしょう。
ちょっと待ってください。関西組なら、そこは是非ともバッファロー吾郎を上げるべきでしょう!
彼らこそが元祖メガネコンビ。TVでおぎやはぎを視たときは「Wメガネはバ吾郎の特権ではー!? キャラが薄まってまうわー!」と、心底焦ったものです。関西の人なら皆おなじ気持ちになりましたよね?
……って、どっちも男同士じゃないですか! アタシが言ってるのは男女のカップルです! しかもここは笑芸コラムじゃなくマンガレビュゥーッ!
前置きが長くなってしまいましたが、とにもかくにもアラレちゃんとオボッチャマンくんを差し置いて他に、ベストなメガネカップルなどおりません。
彼らこそが今のメガネブームの布石、礎を築いたパイオニア。そんな最高なキャラクターを生み出した『Dr.スランプ』について、今回は語っちゃおうと思います。んちゃ。

さすがに連載時は1〜5歳だったので読むことはできませんでしたが、現在も『完全版』が発売されるほどの人気作。子供から大人まで、幅広く知られています。
アニメから入った人の方が多いかもしれませんね。かくいうアタシもアニメでのイメージしかありませんでした。
ちゃんと漫画を読んだのは『DRAGON BALL』連載終了後。20年も前も作品だというのに、古さを感じずバッチリハマってしまいました。
とにかくアラレちゃんのかわいさったらない!!! 殺人的愛らしさに目も眩むばかりでした。そりゃ地球も割れます。
『DRAGON BALL』は物語がシリアスになるにつれ、線が硬く「男の子がカッコイイ」タッチになっていきましたが、『Dr.スランプ』は対照的に線の丸さが絶妙で「女の子がカワイイ」タッチ。回を増すごとにれアラレちゃんの背も縮み、愛らしさが洗練されていきました。ヤバすぎです。
彼女が縦横無尽にはしゃぎまわる姿だけでも心奪われるというのに、それに惚れちゃう男の子が出てくるんだから、いよいよ辛抱堪りません。ジャンプコミックス13巻から登場のオボッチャマンくんです。
メガネといいネクタイといいデビルカット(角みたいにとがった髪形)といい、容姿だけでも100点満点な彼ですが、真の力はアラレちゃんに一目惚れした瞬間に発揮されます。恋心と、倒さなければならないという使命(Dr.マシリトにだまされて)の板ばさみ。苦しみ悩む様が、ただひたすらに萌えでした。最高です。
当のアラレちゃんが微塵も恋に感心ないので、オボッチャマンくんは彼女の天然なふるまいに振り回されるばかり。自分だけがエッチなんじゃないかなんて悩んだりして、あ゛ーっ!
この主従関係は神。いつまでもいつまでもふたりを見守りたい。微笑ましい恋仲に心奪われっぱなし。大変おいしいメガネッ子!
そういえば『DRAGON BALL』の悟空とチチも、悟飯が生まれるまではそんな関係でした。
天真爛漫と早熟のカップルを描かせたら鳥山明の右に出る者はいませんね。ラブロマンスが嫌いなんて言わずに、もっと、もっとくださいぃ〜。
もちろん、可愛いのはふたりだけではありません。
ペンギン村にいるのは、めちゃんこめんこくてカックイイ子供ばかりです。キツネのお面、人民服のパンダ、サングラスの子ブタ。もう、センスのかたまりです。
中でも皿田きのこちゃんは!

グンバツにナウイ。
テクノカットにサングラスで颯爽と三輪車にまたがり、後ろに連れたラジカセから流れるのはテクノポップ。その雄姿にはテクノバンド好きとして憧憬の念があふれます。テクノライディ〜ン〜♪
(ちなみにアタシは一時、空豆タロウを真似て甚平とスクーターで夏の街を走っていた頃がありました。精一杯のナウ。20歳前後の女としてどうなんだ、ソレ)
木緑あかねと摘鶴燐ちゃんもキューーートです。

この「ペンギン村高校大運動会」(10巻)での鶴燐ちゃんの体操着姿は、萌えを熟知している奴の仕業としか思えません。鳥山明……硬派に見えて、おそろしい子。
(あかねちゃんは登校時のセーラー姿が好きでした)
『Dr.スランプ』は、話の面白さももちろん、回ごとに変わるキャラの髪型や服装も楽しみのひとつでした。当時の漫画にしては珍しいほどのオシャレさん達です。
また、扉ページを飾る車やバイクなどのマシンまでも、異常に可愛い。キャラの頭身に合った丸みを帯びたデザインは、子供のマシン心を的確に刺戟してくれました。
それは『DRAGON BALL』になっても進化し、どんどんステキデザインなマシンが登場し。グッドデザイン&発明の権化ですね、カプセルコーポレーションは。さすがはブリーフ博士! 欲しいぜ、ホイポイカプセル!
そう、アタシもアナタもカプセルコーポレーション世代。
少し前に村田蓮爾のイラストが注目されたときがありましたが、その根っこにはアラレちゃんとカプセルコーポレーションの影響が少なからずあったと思います。
丸みを帯びた可愛い少女達とデザイン美なマシンの融合。それは元をただせばアラレちゃんではありませんか。こりゃ、受けないはずがありません。
今後、作者がこのような大型連載を持つことはきっとないでしょうが、アタシ達はその痕跡を幾度となく目撃するでしょう。みんなの心の中に鳥山イズムが宿っているのですから。
だからどうか、素晴らしいメガネカップル漫画も目撃させてください!
……どうでしょ。鳥山明の影響を受けた漫画は数多あると思いますが、アラレちゃんとオボッチャマンくんのような、麗しきメガネカップルの漫画というのは、どうにも見当たりません。
世はメガネブームだというのに何たることか。もっとメガネを! メガネtoメガネを!
……アタシが不勉強なだけ? 市場には隠れたメガネカップルが生息しているの?
お願いです。めんこいメガネカップルの漫画がございましたら、是非ともゆすらまでお教え下さい。喜び勇んで本屋へ駆け込みます。
アタシもアナタも、きっとメガネ部。1・2・3、メガネ!
長年、ヤボったいイメージをつきまとっていたメガネに、ついに脚光を浴びる日が。メガネ歴の長い者としてうれしいかぎりです。
男子がかけるのもよし、女子がかけるのもよし。できれば、愛し愛されるふたりが共にメガネなのがベスト。大好物です、メガネカップル。
さて、皆さんは「メガネカップル」と聞いて、まずはじめに誰と誰を思い浮かべるでしょうか?
メガネを愛し、恋人を愛してやまないふたり。誰もがお茶の間で人気のあのカップルを髣髴するはずです。……そう、おぎやはぎです。
彼らのコンビ愛は、客がしばしば退いてしまうほど。熱く突き詰められたものです。そして、あの堂に入ったメガネっぷり。まさに最高のメガネコンビと云えるでしょう。
ちょっと待ってください。関西組なら、そこは是非ともバッファロー吾郎を上げるべきでしょう!
彼らこそが元祖メガネコンビ。TVでおぎやはぎを視たときは「Wメガネはバ吾郎の特権ではー!? キャラが薄まってまうわー!」と、心底焦ったものです。関西の人なら皆おなじ気持ちになりましたよね?
……って、どっちも男同士じゃないですか! アタシが言ってるのは男女のカップルです! しかもここは笑芸コラムじゃなくマンガレビュゥーッ!
前置きが長くなってしまいましたが、とにもかくにもアラレちゃんとオボッチャマンくんを差し置いて他に、ベストなメガネカップルなどおりません。
彼らこそが今のメガネブームの布石、礎を築いたパイオニア。そんな最高なキャラクターを生み出した『Dr.スランプ』について、今回は語っちゃおうと思います。んちゃ。

さすがに連載時は1〜5歳だったので読むことはできませんでしたが、現在も『完全版』が発売されるほどの人気作。子供から大人まで、幅広く知られています。
アニメから入った人の方が多いかもしれませんね。かくいうアタシもアニメでのイメージしかありませんでした。
ちゃんと漫画を読んだのは『DRAGON BALL』連載終了後。20年も前も作品だというのに、古さを感じずバッチリハマってしまいました。
とにかくアラレちゃんのかわいさったらない!!! 殺人的愛らしさに目も眩むばかりでした。そりゃ地球も割れます。
『DRAGON BALL』は物語がシリアスになるにつれ、線が硬く「男の子がカッコイイ」タッチになっていきましたが、『Dr.スランプ』は対照的に線の丸さが絶妙で「女の子がカワイイ」タッチ。回を増すごとにれアラレちゃんの背も縮み、愛らしさが洗練されていきました。ヤバすぎです。
彼女が縦横無尽にはしゃぎまわる姿だけでも心奪われるというのに、それに惚れちゃう男の子が出てくるんだから、いよいよ辛抱堪りません。ジャンプコミックス13巻から登場のオボッチャマンくんです。
メガネといいネクタイといいデビルカット(角みたいにとがった髪形)といい、容姿だけでも100点満点な彼ですが、真の力はアラレちゃんに一目惚れした瞬間に発揮されます。恋心と、倒さなければならないという使命(Dr.マシリトにだまされて)の板ばさみ。苦しみ悩む様が、ただひたすらに萌えでした。最高です。
当のアラレちゃんが微塵も恋に感心ないので、オボッチャマンくんは彼女の天然なふるまいに振り回されるばかり。自分だけがエッチなんじゃないかなんて悩んだりして、あ゛ーっ!
この主従関係は神。いつまでもいつまでもふたりを見守りたい。微笑ましい恋仲に心奪われっぱなし。大変おいしいメガネッ子!
そういえば『DRAGON BALL』の悟空とチチも、悟飯が生まれるまではそんな関係でした。
天真爛漫と早熟のカップルを描かせたら鳥山明の右に出る者はいませんね。ラブロマンスが嫌いなんて言わずに、もっと、もっとくださいぃ〜。
もちろん、可愛いのはふたりだけではありません。
ペンギン村にいるのは、めちゃんこめんこくてカックイイ子供ばかりです。キツネのお面、人民服のパンダ、サングラスの子ブタ。もう、センスのかたまりです。
中でも皿田きのこちゃんは!

グンバツにナウイ。
テクノカットにサングラスで颯爽と三輪車にまたがり、後ろに連れたラジカセから流れるのはテクノポップ。その雄姿にはテクノバンド好きとして憧憬の念があふれます。テクノライディ〜ン〜♪
(ちなみにアタシは一時、空豆タロウを真似て甚平とスクーターで夏の街を走っていた頃がありました。精一杯のナウ。20歳前後の女としてどうなんだ、ソレ)
木緑あかねと摘鶴燐ちゃんもキューーートです。

この「ペンギン村高校大運動会」(10巻)での鶴燐ちゃんの体操着姿は、萌えを熟知している奴の仕業としか思えません。鳥山明……硬派に見えて、おそろしい子。
(あかねちゃんは登校時のセーラー姿が好きでした)
『Dr.スランプ』は、話の面白さももちろん、回ごとに変わるキャラの髪型や服装も楽しみのひとつでした。当時の漫画にしては珍しいほどのオシャレさん達です。
また、扉ページを飾る車やバイクなどのマシンまでも、異常に可愛い。キャラの頭身に合った丸みを帯びたデザインは、子供のマシン心を的確に刺戟してくれました。
それは『DRAGON BALL』になっても進化し、どんどんステキデザインなマシンが登場し。グッドデザイン&発明の権化ですね、カプセルコーポレーションは。さすがはブリーフ博士! 欲しいぜ、ホイポイカプセル!
そう、アタシもアナタもカプセルコーポレーション世代。
少し前に村田蓮爾のイラストが注目されたときがありましたが、その根っこにはアラレちゃんとカプセルコーポレーションの影響が少なからずあったと思います。
丸みを帯びた可愛い少女達とデザイン美なマシンの融合。それは元をただせばアラレちゃんではありませんか。こりゃ、受けないはずがありません。
今後、作者がこのような大型連載を持つことはきっとないでしょうが、アタシ達はその痕跡を幾度となく目撃するでしょう。みんなの心の中に鳥山イズムが宿っているのですから。
だからどうか、素晴らしいメガネカップル漫画も目撃させてください!
……どうでしょ。鳥山明の影響を受けた漫画は数多あると思いますが、アラレちゃんとオボッチャマンくんのような、麗しきメガネカップルの漫画というのは、どうにも見当たりません。
世はメガネブームだというのに何たることか。もっとメガネを! メガネtoメガネを!
……アタシが不勉強なだけ? 市場には隠れたメガネカップルが生息しているの?
お願いです。めんこいメガネカップルの漫画がございましたら、是非ともゆすらまでお教え下さい。喜び勇んで本屋へ駆け込みます。
アタシもアナタも、きっとメガネ部。1・2・3、メガネ!
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