「10話で見るコイル相関図」想像・妄想・暴走『電脳コイル』第2弾

多忙中につき、デスクトップを「イサコ様の見下し壁紙」に変更しました。


仕事をさぼってニコニコ動画なんぞを見てると、「さからうのか……」とすごまれ、両手が文字化けするというプログラム付き壁紙です。ああ、イサコ様、もっと罰を。


さて、『電脳コイル』10話「カンナの日記」も素晴らしかったですね。というか、素晴らしくない回がない。果たして、このまま最終回までもつのでしょうか。あまりのハイクオリティさに逆に不安です。

ストーリーは着実に進み、あらたな情報と謎が増えました。
性懲りもなく、また大妄想を大暴走させたくなりました。例によって小説やガイドブックのネタバレも含まれますので、OKの方のみお付き合いくださいませ。
★お兄ちゃん★

ついに出ました。いるいる言われ、じらされ続けてきた、イサコ兄の存在。


「ほめて、お兄ちゃん。あたしにもできたよ」

この発言で、ようやく確定+ブラコン属性も確定されました。これ以上イサコ様奴隷を増やす気か、スタッフめ!

しかし、兄が何者なのかは依然として見えてきません。各所に散りばめられた情報から、その姿に迫ってみましょう。


★イサコ伯父★

入院しているイサコ伯父と、見舞い中のイサコ伯母の存在が確認されました。口調を見ると、イサコはかなり伯父に心を許しているそうです。小学生らしいイサコをはじめて見ましたね。じゃあ、なぜヤサコ達には冷たいの。いじわる。

●伯父とお兄ちゃんの関係妄想●

イサコの「お兄ちゃん」発言→イサコ伯父登場

この展開は、イサコが兄と呼んでるのはイサコ伯父の息子だ、ということを教えてくれます。

「おじさん、聞いて。もうすぐお兄ちゃんが戻ってくるの」

うれしそうにそう囁いたのも、喜びを伯父と共有できると思ったからこそ。従兄弟の兄のために、イサコはイリーガルを集めているのでした。



★幼ヤサコは4423の恋人★

ヤサコが、4423の記憶を思い出しました。
祖父の葬式後、いなくなったデンスケを探しに出たヤサコが、階段状の鳥居で4423と名乗る少年と出会う、一連の回想。これが4423とのファーストコンタクトのようです。

●4423大妄想●


「電脳ペット? よし、じゃあ一緒に探してあげる」

4423のこのセリフは、コイル探偵局を思わせます。やはり、4423は探偵局員No.1〜No.4の中のひとり。となると、「僕も、この町(大黒市)に来たばかりなんだ」というセリフには矛盾を感じます。どういうことでしょう。

4423は、電脳メガネ開発施設(金沢?)に住んでいました。ヤサコ祖父もそこで研究をしていましたが、亡くなったため、実家の大黒市で葬儀が行われました。
4423が大黒市を訪れたのはその葬式に出席するためです。残念ながら葬式には間に合わず、ヤサコと4423は遅れて出会います。あのネクタイ姿は、ヤサコと同じ喪服を意味しています。

「4423。暗号名さ」


早くも暗号屋になることを予言しています。そして、優子に「ヤサコ」という暗号を与えた理由は、すでに彼の身近に「ユウコ」という同名の子がいたからに他なりません。

これで、「イサコ兄」=「4423」という図式ができました。

「ひとりでできたよ。ほめて、お兄ちゃん」

イサコのセリフからも、イサコ兄が消える前に、暗号屋として活躍していたことがうかがえます。イサコは兄の仕事っぷりに憧れていたのでしょう。


しかし、ヤサコは絵日記に4423と書いた理由は思い出しましたが、鍵穴を書いた理由は思い出せませんでした。まだ眠っている記憶があるようです。



★4423とカンナ★

次に、カンナと4423の接点を見ていきます。
クロエがハラケンに渡したメタバグには「4423」という音が刻まれていました。そして、ハラケンは夢の中で4423にダイヤルし、カンナの声を聞きます。

カンナはなぜ4423という暗号を使ったのでしょう。

●ヨシフミとカンナ●


6月15日 はれ

さっき見たら ヨシフミって子が質問に答えてくれてる!
この町のどこかに、ひとつだけ願い事をかなえてくれる神様が隠れてるんだって。
すごい!
でも、正しい道順を通らないと会えないんだって。
どうすれば道順がわかるんだろう?

解凍されたカンナの日記に残されていた文章です。
学校で禁止されている掲示板上で、カンナはヨシフミと出会いました。「ヨシフミ」は4423の文字りですね。

これで、「4423」=「ヨシフミ」という図式ができました。

●ヨシフミ妄想●

しかし、去年の6月に、イサコ兄がどこぞの掲示板に物理的に書き込めるとは思えません。
ならぜなら、彼はこのときすでに、現実世界から消えているからです



★ヨシフミ=ノブヒコ★


アクセスガイドBOOKに掲載されている設定資料には、3人の「ノブヒコ」が描かれています。
一目瞭然、8才ノブヒコは、幼ヤサコが出会った4423ですね。「ノブヒコ」が、4423の本名のようです。臨床ファイルの数字から見ても、ヨシフミが本名というのは考えにくいですしね。
(初期設定から名前が変更になっただけかもしれませんが)

では、12才と14才の姿は何を意味するのでしょう。

●ノブヒコ妄想●

12才とは、ノブヒコが消された歳です。あっちの世界へ導かれたときの姿です。
14才は、現在のノブヒコ。ヤサコの夢の中で語りかけるノブヒコの姿です。つまり、イサコ兄があっちの世界へ閉じ込められたのは、2年前となります。

イサコ兄が12才でさらわれたという根拠は、アニメ以外にもあります。


●ヨシフミ=由史●

【23日×時大黒市】
大黒市で行方不明の少年、見つからず

 昨日から行方不明になっている木滑由史くん(12)の捜索が夜を徹しつづけられている。由史くんは22日土曜昼すぎ、家族に「友人と約束がある」と言って出かけたまま行方がわからなくなった。市中央に位置する神社近くで、拝殿に向かって急ぐ姿を目撃されたあと、消息が途絶えている。警察は友人の名前、「ミチコ」を手がかりに検索をつづけているが、由史くんが在籍する中学校、および近隣地域には同名の少年少女がいないことから、なんらかの事件に巻きこまれた可能性もあると考え、今後も捜索をつづけてゆく方針である。
 由史くんは大黒中学校の1年生。失踪当時オレンジ色の「ナイキ」のトレーナーにカーキ色の七分丈ズボン姿だった。

(宮村優子『電脳コイル』 Prologue)

小説版『電脳コイル』のプロローグです。
小説とアニメは別作品ですが、関係がないとは思えません。いくつかのエピソードは、アニメのヨシフミとも同じはずです。

●イサコ兄とミチコさん大妄想●

勝手に描く、イサコ兄年表。

「イサコに慕われる、従兄弟のお兄ちゃん」

イマーゴ開発に加わり、コイル探偵局にも入る

8才 幼ヤサコと出会い、恋人宣言&チューされる

(このときからヤサコとイサコはライバルになる宿命であった)

12才 暗号屋として活動中、あっちの世界にさらわれる

13才 あっちの世界から掲示板に書き込み、カンナと接触

14才 夢でユウコに呼びかけ、鍵穴への警告を発する


……さて、イサコ兄は死んでいるのでしょうか? 神隠しに遭ったのでしょうか? はたまた、意識不明の昏睡状態なのでしょうか?



★イサコの花束★


伯父の入院する病院へ見舞いに来たイサコです。手にはふたつの花束を持っています。しかし、伯父の病室ではひとつに減っていました
伯父に会う前に、同病院の誰かを見舞いに行ったようです。

●入院患者妄想●

上の階に入院してるのはイサコ兄? 植物人間状態で?
……という予想がもっぱらのようですが、果たしてどうでしょう。それなら「もうすぐお兄ちゃんが戻ってくるの」ではなく、「もうすぐ意識が戻るの」と言いそうな気がします。

アタシの中では、最上階で入院しているのはイサコの電話相手、暗号屋のボスです。
白いベッドの上にいくつもモニターを広げ、イサコに指示を出すボス。暗号屋の本拠地は、ここにありました。

……単に、植物状態の兄より、そんなカッコイイボスの図が見たいだけの予想ですが。植物人間というベタな設定は、どうも『電脳コイル』には不釣合いに思えるのです。

意識だけでなく、生身の体が、空間のはざまにさらわれる世界であってほしい。そこまで突っ切ってほしいと願います。



★玉子とイサコ兄の妄想★

メタタグを使ったりメタバグをくっつけたりと、コイル探偵局員の可能性がどんどん高まる玉子おばちゃん。
それでも「イサコ兄と付き合ってた」なんて世迷言言ってるのはアタシだけですが、10話ではその妄想をさらに厚くしましたよ。勝手に。

ヤサコが、4423をハラケンではないかと思い違いしたことから、4423とハラケンは似ていることがわかります。ということは、玉子おばちゃんがハラケンにラブラブな理由も……。

また、何かとハラケンを気にかけているのは、去年の事故以来、ハラケンがあっちの世界へ迷い込みそうになっているからでしょう。失神したり、電脳体がブレたり。どうしても4423の過去とかぶってしまうため、過保護になっているのだと予想します。



★フリーのカメラマン、猫目★


さて、10話を語る上で避けて通れないのが、新キャラの猫目です。「富竹フラッシュ!」の呼び声も激しい、時報臭がプンプンするキャラです。『電脳コイル』の中で誰かが死ぬとしたら、真っ先にこいつでしょう。そんな役割です。

1話から登場してたりと、かなり重要人物であることが予想されますが、例によって素性は謎です。

●猫目大妄想●

いきなり10話で名前をあらわした猫目ですが、小説版ではヨシフミと同じく、プロローグから登場しています。

 泣いていたのは猫目だ。

「なにもかも終わりだ」

 しぼり出すような声でつぶやいて、ミチコに背を向けた。猫目はきっと今日のことを忘れると思う。忘れなくちゃいけない、そう全力をつくすと思う。
 でも、わたしは忘れない。
 ミチコはわたしたち四人にとって、いちばん親しくて、いちばん厄介な友だちだった。

(Prologue)

謎の視点で、猫目とミチコの接点が明かされています。初読ではわかりませんでしたが、このプロローグは玉子視点なのではないでしょうか

2年前に起きた事件。現場にいたのは、玉子と猫目と4423と、誰か。そしてミチコさん。ヤサコ達が立たされている謎のすべては、彼女らの過去にはじまりがあるのです。そう、2年前から。いやもっと前から、大黒市の怪奇現象は用意されていた……。

ヤサコ祖父の書棚にあった臨床ファイルも、4冊です。
猫目もコイル探偵局員であり、イサコ兄の事件を目撃しているのです。今はカメラマンを装い、その謎に迫っているのでした。

(こうやってアニメの推理を小説と混同してるから、ミスリードにはまりまくるのだが)



★イリーガル→キラバグ→ミチコ★

ミチコさんはキラバグの一種で、キラバグはイリーガルの一種。現時点ではそのように解釈できます。

「会うと願いを叶えてくれる」というミチコさん伝説は、数を集める必要があるようですね。いったい、イサコ様は何回結合すればいいのでしょう。

「もう少しで臨界量だわ」

ここはやはり、7つ集めると神竜があらわれ、ギャルのパンティをくれるという名作が思い出されます。13話の「最後の首長竜」とは、まさに神竜のこと。いでよ、電脳ネッシー!





★EDとカンナ★


10話のあとに見ると、ED『空の欠片』は、カンナの歌に聴こえて仕方ありません。

この道を進んだなら いつかまた君に 逢えるだろう
今はね あの痛みが 教えてくれる 君の言葉の その温かさ

光と影を 心に描いて 走るとき

視点は、歩くデンスケを空からとらえ続けています。空にいるカンナの視点なのでしょうか。

電脳の生き物も死んだら お星様になるといいな。

そう日記に書いたのは、他の誰でもないカンナなのに。

その笑った顔が勇気をくれる
何気ない言葉だけて
君が涙の日は 飛んで行くから

カンナの言葉は1年の時を経てハラケンに届き、日記は彼の涙でぬれました。

道は続いてる
繋がっている

やがてすべての迷路は解かれ、ヤサコ達は会うべき人に会うのでしょう。アタシ達はその日を見守るだけです。彼らが与えてくれるパズルを、組み合わせながら。


……これらの妄想は、そのパズルを激しく破壊していると思われますけどねっ。また皆様の妄想コイル話、お聞かせくださいませ。

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コメント

この記事へのコメント

それにしても、戦闘シーンが日常会話部分と「全く変わらない緊張感」というのはアニメ的にどうなんでしょうね。。。

へんしん

> (オズマ改名)ロスペドさん

子供アニメらしい現象ですね。
言われてみて、子供の頃はケンカが日常の一部だったことを思い出しました。

他の戦闘アニメだと、戦闘=非日常が多いですよね。
一方、地球のためとか、使命を受けて戦ってるでもない、ダイチ達。
電脳バトルの日常茶飯事っぷりが、子供時間のリアルを出していると思います。駄菓子屋で武器が買える世界ですしね。

> Blogの何がおもしろ〜

珍しくメルフォからメッセージが!
そうですね、ブログの醍醐味は大妄想の垂れ流しにあるかと。虚言に付き合っていただき、ありがとうございます。

RSSは、機能をまったくわからないままつけてるのですが、使ってくださってる方がいたのですね。
つけてて良かったと、はじめて思いました。

「イサコ様の見下し壁紙」
ほしいです!

その眼で見下されて、
足蹴にされたい・・・
というのはうそではなくほんとの本音。

わたし女なのに・・・。

> ぺぐわぐさん

うわ、ありがとうございます。
たいした出来栄えではありませんが、では壁紙サイズを次回更新でupしたいと思います〜。

イサコ様の魅力には、男女関係なくトリコですよ!
これからもどんどん女王っぷりを発揮してほしいですね。

壁紙、ありがとうございます!

さっそく設定し、
見下される日々に
ぞくぞくとした喜びを味わっております。

久しぶりに本家(?)の少佐の活躍も
見直したくなった次第です。

> ぺぐわぐさん

こちらこそ、ありがとうございます!
あんな出来で申し訳ないです。リベンジする機会があれば、もっとキレーに描きますわ。

少佐も恋しくなりますね! 今の黒客には、9課バリの活躍は期待できませんしね〜。
でもモジョとタチコマはよく似てると思う。

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